生産キャパオーバー時の新たな外注先として
自動車部品「ブラケット」の電着塗装事例
自動車部品として使用されるブラケットの塗装事例をご紹介いたします。お客様側の塗装ラインがキャパオーバーとなり、新たな外注先を探していたことから取引が始まりました。
ブラケットの塗装にはいくつか難しい点があります。まず形状が複雑であり、細部まで均一に塗装することが難しいことです。また、耐久性や防錆性を確保するために高品質な塗膜が必要とされます。これらの要求をカチオン電着塗装にて対応しました。
カチオン電着塗装は、以下の理由でブラケットの塗装に最適です。
・均一な塗膜形成：カチオン電着塗装は、複雑な形状の部品でも均一に塗装できるため、ブラケットの細部までしっかりと塗装できます。
・優れた耐久性：電着塗装は高い耐久性を持ち、長期間にわたって部品を保護します。
・高い防錆性：自動車部品に求められる防錆性を確保できるため、ブラケットの性能を長期間維持することができます。
お客様からは「複雑な形状にもかかわらず、ムラなく美しい仕上がりで非常に満足している」との高評価をいただきました。
| 製品名 | ブラケット |
|---|---|
| 分野 | 自動車 |
| 材質 / 板厚 | JSC440W / t=1.4mm |
| サイズ | 105mm×228mm×195mm |
| 抱えていた課題 | お客様先の塗装ラインがキャパオーバーになっていた。 |
| その他 |
