塗装時間の短縮とコスト削減に貢献
半導体製造装置の部品であるテスターボックスの塗装事例
半導体製造装置の部品であるテスターボックスの塗装に関する事例をご紹介します。お客様が当社へご相談いただいたきっかけは、長年依頼していた吹付塗装業者の閉業があり、新規の外注先を模索されていたことです。
お客様が抱えていた課題は、マスキング処理を要する部品の塗装に長時間を要することでした。この課題に対し、当社はカチオン電着塗装への切り替えを提案しました。この技術は、特に大量生産時において、処理時間の大幅な短縮と経済的な利点をもたらし、顧客の抱える問題の解決に大きく寄与しました。
ご提案時、お客様は色調の変化を危惧されていましたが、実際の施工結果は従来の吹付塗装とほぼ同等の仕上がりを実現しました。
| 製品名 | テスターボックス |
|---|---|
| 分野 | 半導体装置関連 |
| 材質 / 板厚 | SECC / t=1.6mm |
| サイズ | 277mm×175mm×63mm |
| 抱えていた課題 | 既存の吹付塗装会社が廃業して新たな塗装先を探していた。 マスキング品の塗装リードタイムが長く困っていた。 |
| その他 | 色みがこれまでの吹付塗装とあまり差がなく高評価だった。 |
